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2026年度 市民環境講座2回実施しました

2026年度 夏原グラント市民環境講座が終了しましたので簡単に報告します。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
 
■2026夏原グラント市民環境講座 第1回
 
日時:2026年 7月 18日(土) 14:00~16:00
テーマ:「自然保全の価値は生物多様性だけではない ―ウェルビーイングから見た新しい評価軸―」
講師:高橋 卓也さん
(滋賀県立大学環境科学部 教授・夏原グラント選考委員)
会場:大津市ふれあいプラザ 5階 大会議室
(滋賀県大津市浜大津4-1-1 浜大津明日都)
 
自然環境保全活動の意義は、よく生物多様性を守るため、地球環境を守るためなどと言われています。しかし、さらにもう一つ大切な視点が「Well-being(以下 ウェルビーイング)」です。ウェルビーイングとは、一般に「よく生きること」「よりよくあること」などと訳されます。単純な幸福感だけでなく、健康や人間関係、所得、自由、そして自然環境なども含めて、人がよりよく生きられる状態を表す言葉です。高橋さんからは、自然環境保全活動も、単に「自然を守るための活動」と捉えるだけでなく、「活動する人自身の健康や幸福にもつながる活動」と考えることができる、という視点をご提案くださいました。
 
このウェルビーイングという考え方をもとに、後半はグループに分かれて意見を出し合い、まとめました。ウェルビーイングを中心として、普段の活動ではたぶん皆さんが全く考えたことのないテーマでしたが、活発な意見交換のあと、グループごとにまとめを発表されました。講座終了後も立ち去りがたく多くの方がお話しされていました。自然を守る活動を、そこに関わる人の幸せという視点から見直してみると、これからの市民活動や自然環境保全活動を考えるための、新しいヒントとなりそうです。
 
市民環境講座第1回画像1  
 
市民環境講座第1回画像2 

 
■2026夏原グラント市民環境講座 第2回
 
日 時:2026年 9月 5日(土) 14:00~16:00
テーマ:「 効果的な活動のための組織づくり」
講師:内田 香奈さん
(NPO法人きょうとNPOセンター 副統括責任者・夏原グラント選考委員)
会場:大津市ふれあいプラザ 5階 大会議室
(滋賀県大津市浜大津4-1-1 浜大津明日都)
 
 
第2回目では、活動面ではなく、活動を支える組織のあり方についてお話をいただきました。NPOや市民活動団体は、「目の前の困っている状況を放っておけない」「地域や社会を良くしたい」という強い現場感や情熱からスタートすることが多い。そのため、最初は小さな一つの事業から始まっても、活動を続けるうちに様々な課題に気づき、多種多様なプロジェクトや事業が急速に増えていく。しかし、積み荷である「事業」ばかりが大きくなり、それらを支える土台である「組織基盤(船)」や「人員(船の漕ぎ手)」の整備が追いつかないと、途中で運営が行き詰まってしまうおそれがある。事業を安全かつ効果的に目的地へ届けるためには、自分たちの組織基盤がどのような状態にあり、どこへ向かおうとしているのかを定期的に見直すことが非常に重要とのこと。まさにその通りだと大きくうなずきました。
 
ほかにも「ビジョン」と「ミッション」の確立の重要性、活動を未来へつなぐ「お金の話」と助成金の活用についてなど、団体が活動を続けていくために重要なことをお話しいただきました。途中、グループセッションの時間があり、他の団体の方との交流、意見交換もできました。参加の皆さんは、きっと活動に新たな気持ちで取り組めるのではないでしょうか。

市民環境講座第2回画像1  
 
市民環境講座第2回画像2  

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