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夏原グラント市民環境講座2017のご報告

夏原グラント市民環境講座2017を開催しましたので、簡単にご報告します。

第1回5月13日(土) 
市民環境講座のようす
講師は夏原グラント選考委員長の仁連孝昭先生(滋賀県立大学 名誉教授)で、テーマは「これからの環境保全活動」でした。
持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)のお話からは、環境活動は平和や人権と切り離せないので身近な活動を社会課題と結びつけてほしいということ。人を育てるという視点からは、環境活動は社会力の豊かな人間性を育むといった内容でした。門脇厚司さんの『社会力を育てる』(岩波新書)を引用された具体的な人間性のイメージの提示を受けた参加者から、「そういった人間性の獲得にはこれからです」といった感想が出され、世界的視野に立った、かつなごやかな講演会となりました。

今回は、夏原グラントの助成コースに新しく追加された『ファーストステップ助成』の助成団体のみなさんも参加され、活動に向けての意を新たにされました。講演後『ファーストステップ助成』のオリエンテーションを行いました。


第2回6月4日(日)
市民環境講座のようす
講師:内田香奈さん(きょうとNPOセンター 京都市市民活動総合センター)で、テーマは「効果的な活動のための組織づくり」でした。
自分の団体の「ビジョン」と「ミッション」について、始めた時の思いや、将来どういう状況になったらいいか、そのためにあなたはどんな役割を担うのか、など、事例や説明をお聞きした後、他団体の人と話し合いをする時間や各自ワークを行いながら考える時間もありました。
また、ご自身でも組織として取り組んでいる「祇園祭ごみゼロプロジェクト」を例にとって、各参加者のご自身の組織にとっての強みや弱みを考えてもらうなどの内容でした。


1回と2回で異なる内容だったので、理念から組織のことまで幅広く学んでいただけたのでないかと思います。

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