豊かな水の恵みを活かそう /のとがわエコ水車の会
事業の概要
能登川地区の河川、伏流水、用水路の豊富な水の活用として、廃棄自転車を再利用した安価なエコ水車を県下の環境団体との連携により活動の展開をするとともに発電効率向上の可能性をさぐります。

「夏原グラントで実施した事業の紹介」
巷にあふれる「自転車の放棄」が気になり放棄自転車の再利用による水車発電で田んぼの夜道に灯りを付けたい。との発想で自転車水車づくりをはじめました。即ち「自転車ライトを水力で灯そう」という発想です。
はじめは猪子町の用水路で回していましたが、雨の森芳洲庵前の小川や近江八幡市金剛町の神社横の小川に設置して明かりを灯すことができ喜ばれました。能登川地区では小川町の自噴井戸で回すことも実現しました。
「環境や地域への貢献」
田んぼ道や小川の辺りには、あまり電源がなく、電気を引こうとすると大掛かりな事業になってしまいますが、この自転車水車ですと、電線を引くことなく、その場で電気を得られます。また、水力発電ですので自然に害を及ぼすこともありません。
「助成金が活きたと思う点」
夏原グラントの「助成金」を頂けるということは、自分たちの活動が社会に認められた証になり、活動に自信が生まれ、他団体との交流にも大きな後ろ盾となります。八幡工業高校の生徒さん達と共同研究ができたのも、このおかげだと、ありがたく思っています。
(2017年度 夏原グラント活動報告書より転載)