貴重種イチモンジタナゴの野性復帰に向けた活動 /ぼてじゃこトラスト
事業の概要
この事業は、絶滅が心配される、イチモンジタナゴを保護増殖させ、野生復帰させ、放流をめざす活動です。この助成金は、ぼてじゃこビオトープの保全、県内の3つの小学校でのぼてじゃこの里親学校での環境学習に使われます。

報告 ぼてじゃこトラストの活動
夏原グラント助成団体の取材を続けていますが、2012年度中に、取材に行けなかったので活動報告書より、ぼてじゃこトラストの紹介をさせていただきます。画像の一部は団体のプレゼンテーション資料よりご紹介しています。今後のご活躍を期待しております。
「貴重種イチモンジタナゴの野生復帰に向けた活動」
イチモンジタナゴの野生復活を目指し、5年間活動を続けています。
助成事業では・・・
1.自前のビオトープを設置して3年経過、修理・修復が必要になり、イチモンジタナゴの安定的な繁殖保存と会員の憩いの場、子どもたちの遊び場所としてビオトープを意識し、作業しました。
2.里親学校ビオトープでの繁殖保存を通じ、環境学習、地域支援の輪を広げました。大津市逢坂小・上田上小、近江八幡市北里小学校で実施しました。
活動の成果としては本格的な修復を実施し、長期使用に耐えられ、イチモンジタナゴ繁殖に最適な環境となりました。昨年からスタートた北里小学校はメダカの学校小田分校ビオトープと同時並行で実施、学校、地域との連携ができ、画期的な取組みとなりました。
助成が活きたと思う点は、大掛りで本格的なビオトープ整備と会員の憩いの場ができたことです。整備を通して会員の絆が深まりました。イチモンジタナゴの里親学校が3校に増え、増殖実験を通じ環境学習が定着してきました。
【逢坂小学校】
会員約65家族、ぼてじゃこが棲める豊かな自然環境を守ろうと設立、「フィールド中心、楽しみながら活動しています。