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休耕田でジャムするプロジェクト /フロリ田

事業の概要

高齢化が進んだ活動地域において、休耕田を活用した果樹栽培とジャム作りに取り組みます。「食べる」ことから、都市住民との交流の場づくり、果樹栽培から始まる整備作業などでの里山保全活動つなげ、持続可能な農村モデルづくりに取り組みます。

2025年11月16日、穏やかな秋晴れの中、フロリ田の活動訪問に行ってきました。フロリ田は高齢化の進む小野郷大森集落(京都市北区)を拠点に農作業体験や水路の整備、集落の美化活動などをされています。今回の助成事業では耕作放棄地に果樹を植樹、栽培し、ジャムにするという、里山や自然環境への理解を“食べること”からひろげていく取り組みをされています。

活動場所最寄りのバス停「小野郷」に着くと、目の前にある岩戸落葉神社の紅葉が見事でした。ここから迎えに来ていただいた車で10分程行ったところが活動場所の集落です。

空き家となった民家を購入し、改修して活動拠点として使われています。





この日の活動は農地での脱穀作業と果樹園予定地での植樹でした。参加されていた4家族とスタッフで和やかな雰囲気の中、作業が進みます。

フロリ田が米作りをされている田んぼは、もとの持ち主が管理できなくなり、一時はNPOが管理されていたものを引き継いだものだそうです。周りにも高齢化による耕作放棄地が目立ちました。





秋に稲刈りをした田んぼでは、ご近所の農家から譲り受けた足踏み脱穀機と唐箕を使った作業が進んでいました。







休憩をはさんで午後は果樹園予定地での植樹作業です。この場所も、ご近所の方に活動で作ったお味噌を渡しに行った時に、「何かに使ってもらえないか?」と相談を受け、活用方法を考えた所だそうです。

代表の西原さんは「9年間活動を続けていると色々なお話を聞きます。空き家や耕作放棄地が増える中で、よそ者である自分たちでも持続的に取り組めることを考え、果樹を植えることにしました。」と話されていました。

一区画の雑草を刈り取り、参加者でイチジクを植えます。







植樹作業は子どもたちが大活躍。あっという間に9本植え終わりました。







土の様子や水はけ具合がわからないので、ひとまず植えたイチジクが冬を超え、元気に育ちそうであれば春先にもう少し種類を増やす予定だそうです。

「何を植えるか決めよう!」とみんなで意見を出し、ブルーベリーやキウイという声があがっていました。

西原さんは、「小野郷は過疎化高齢化が進む一方、若い世代の移住家族が定着するなど動きも出てきています。より多くの人に気軽な接点をつくり、関係人口を増やすなど可能性を探っていけたらと思っています。活動も今はスタッフの緩やかなつながりで参加者が集まっていますが、今後はSNSを動かしつつ、ホームページで情報を蓄積していくなどして情報発信にも力を入れていきたいです。」とおっしゃっていました。

イチジクは植えてから1、2年で実をつけるそうです。イチジクが実り、人が集う場が生まれることを楽しみにしています。

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