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街中美化運動はなのみち /街中美化運動はなのみち

事業の概要

滋賀県高島市今津町のJR今津駅から今津港までの約200メートルの道の沿道にフラワーポットを設置し世話をするとともに清掃を行ってきました。観光客を歓迎し地元住民のうるおいあるまちづくりに貢献しています。10年続けてきたこの活動ですが、会員の意識を高めるためにそろいのユニフォームを作成し、更に活動を拡大し会員増加をしたいと考えています。日本一美しい町を目指します。

街中美化運動はなのみちの活動写真


2014年11月8日(土曜日)、「街中美化運動はなのみち」さんの活動におじゃましました。 
「街中美化運動はなのみち」さんは、JR近江今津駅東口広場から観光船乗り場までの道をフラワーロードとして整備し、季節の花を植え、美しく保っています。作品とも言えるフラワーポットや直に植え付けられた花は美しくて、人に喜ばれるけど、作業は地味で縁の下の力持ち風というのがいつもの活動です。(下2枚の写真は普段の活動風景です)

「街中美化運動はなのみち」の活動写真

「街中美化運動はなのみち」の活動写真
訪問した日は、今津東コミュニティセンターで開催された「たかしま市民活動フェスタ」に参加して花の苗を売るという、多くの人との出会いがある表舞台活動をされたのです。
会場の今津東コミュニティセンターは、JR近江今津駅から歩いて5分ほどのところにあります。
11月は花の季節とは言えないけれど、会場に着くまでの道路できれいな花が出迎えてくれました。

「街中美化運動はなのみち」の活動写真

「街中美化運動はなのみち」の活動写真

「街中美化運動はなのみち」の活動写真
「はなのみち」さんの代表、澤田清さんに伺うと、今から10年前、この道は高島のメインの道路であるにもかかわらず草ぼうぼうだったそうです。それを見かねた澤田さんが、ひとりで草引きから始め、花を植えて今の活動の礎を築きました。それから8年間こつこつと活動を続けていたところ、3年前から仲間が集まりだして、今では会員も9名と増えたそうです。


さて、「たかしま市民活動フェスタ」の会場に着きました。「はなのみち」さんは屋外駐車場、入ってすぐのところにテントを出していましたが、フェスタ開始と同時にたくさんのお客さんが訪れ賑わっていました。

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」
 メンバーが着ている緑色のビブスは夏原グラント助成金で購入しました。交通量の多い道路での作業のとき、メンバーの安全を守るのに役立っています。また同じく助成金でコーンも揃えました。

「街中美化運動はなのみち」
右が代表の澤田さん

「街中美化運動はなのみち」  
この日はパンジー、ルピナスなど400ポットを準備されたそうですが、午前中に売り切れる勢いでした。メンバーが丹精こめて育てた花の苗、愛情たっぷりで、なんといっても安いのが魅力。
あ、そうそう、この日の売り上げは全額社協の赤い羽根募金に寄付されるそうです。

「街中美化運動はなのみち」  
花はすべて種から育てています。育ったらポットに移植し、それを道沿いに運んで植え付けるのです。この日、花を育てている畑も見学させていただきました。土作りも大事な仕事のひとつです。畑には、お正月に備えた葉牡丹が育っていました。

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」
維持管理の仕事には、
まず水やり。夏場はたいへんです。早い時は朝4時ごろにたっぷり与えます。

「街中美化運動はなのみち」
それから、花がら摘み。咲き終わった花を摘むと次々に新しい花が咲くのです。
草引きや秋から冬には街路樹の落ち葉かきも景観を守るためには必要です。

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」
また、季節に合わせてその数か月前にどの花を育てるか、どこに、どんなデザインで植えるか、考えなくてはいけません。楽しそうですが、作業はけっこう大変です。道沿いに置いて世話をしているプランターは全部で200ほど、ほかにも交差点などに直に植える花や低木の世話もあるんですから。


代表の澤田さんにこの活動を続けてこられての感想を伺ってみました。「もともと花が好き。今85才だけど病気知らず。ボケ防止にもなるし。好きな花はパンジーとペチュニア、長持ちするのがいい」とのこと。
あるメンバーは「会員になって半年ほど。花が好きで、花作りを見て、園芸の勉強になると思って。土づくりなんかも教わってます」と。

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」
季節季節の美しい花の様子を少しご紹介します。

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」

「街中美化運動はなのみち」
琵琶湖周航の歌資料館の前の大きな鉢には水生植物ヒツジグサが植えられていますが、これも「はなのみち」さんがお世話をしています。ヒツジグサは琵琶湖周航の歌ゆかりの植物でいまや希少種なのです。

「街中美化運動はなのみち」
街の景観を美しく保ち、地域に貢献し、「人の和と花の輪を広げよう」をモットーに活動を続けている「街中美化運動はなのみち」さん、これからもがんばってくださいね。

「街中美化運動はなのみち」

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