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京都の源流域を護る会 /特定非営利活動法人 フロンティア協会

事業の概要

賀茂川・上桂川の源流地域で活動する団体と集落が協力し、そのネットワークで源流域における自然環境保護活動に取り組みます。観察会や古民家でのフォーラムなどを通じて、高齢化していく地域と京都市民をつなげます。

フロンティア協会 活動写真

 フロンティア協会の活動訪問が2013年度の期間内に行えなかったため、活動報告書用に提出していただいた原稿と画像を掲載いたします。

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 1200年以上の京都の文化を支え、幾多の歴史に登場している、賀茂川・桂川は、人の営みにとって欠かすことのできない河川です。

 京都や集落を今まで育み紡いできたのは、豊かな水源と森の恩恵です。その大切な源流域は、木材価格の低迷と、高齢化(45%)、獣被害などにより、過疎化が激しく、当該地の森林面積(約72%)の水源の森は荒廃が止まりません。

 本事業の特徴は、広範で多数の団体が参画しているのが特徴的です。“川上”の活動団体が連携を図り、“川下”の住民に呼びかけることにより、源流域の再生、活性化に役立てようと、11回の事業、延べ611名の参加を得て実施しました。9月は、台風被害のため中止になりましたが、一様の成果を得ることができたと思います。

フロンティア協会 活動写真
 京都・立命館大学をはじめ、大学や地域住民、環境保全団体の参加との交流は、源流地域にとって、明るい未来へと繋がる一歩と思っています。

 「環境保全」から「まちづくり」へと繋がる活動は、広義には“人づくり”として、地域の方達は、学生や若者が参画することで、活性に役立つことも確信されました。新しい未来を展望できる助成金として、子どもから大人までを対象とした啓蒙啓発に活用しました。
 
 特定非営利活動法人 フロンティア協会

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