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里山保全及び山林資源の有効利用とその促進事業 /市民活動支援レッツ栗東

事業の概要

栗東市の里山において、竹林および間伐材の有効活用のために、2つのグループに分かれて活動を展開します。竹林伐採・竹細工のグループは、体験教室開催ともに「遊び広場づくり」にも取り組みます。間伐材利用グループは、多くの方々とともに薪づくり等を行います。

レッツ栗東 活動写真

訪問 市民活動支援レッツ栗東

市民活動支援レッツ栗東は、里山保全活動の一環として竹林の伐採や薪づくりを行っています。今年度の夏原グラント助成事業で、伐採した竹を竹細工の材料として活用する子どもたち向けの竹細工体験教室を開催されました。7月27日の午後、訪問してきましたので、ご紹介します。
 
当日は集合後に急な大雨になりました。最近、天候の急変が多かったので心配していたのですが・・・・。幸いなことに竹細工体験教室は室内なので、スケジュール通りに始まりました。

まずはオリエンテーション。近年の里山の状況や栗東周辺の竹林のことなど、身の回りの話が中心です。そして、いよいよ里山保全活動で伐採された竹を活用した竹細工が始まります。

今日は「うぐいす笛」「竹ぽっくり」「竹腕輪」を作ります。集まった小学生は11人。好きなものを2つ選んで作るとのこと、何がいいか考えて手を挙げていきます。そして材料をもらって、早速、製作開始。
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【竹ぽっくり】

自分の足の大きさに合わせて、竹を選びます。そして、体の大きさに合わせてひもを切り、穴の空いた竹にひもを通していきます。

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【竹腕輪】

手が入る大きさの輪になった竹を選び、端にヤスリを掛けていきます。ヤスリを往復させてしまうとささくれ立ってしまうので、押すだけの一方向で掛けなくてはいけません。これは力もいるし、難しいみたいです。

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【うぐいす笛】

吹き口と本管の角度や取付位置などによって、音の出る出ない、善し悪しが決まってきます。低学年の子たちにはちょっと難しいかな。スタッフの方が助けてくださいます。そして笛に自由に色を塗っていきます。

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うぐいす笛の吹き方を教えてもらいます。指で本管の前後を押さえ、少しずつ開けながら音程を変えていきます。音は出るけど、ちゃんとした音程として吹くには練習が必要だそうです。家へ持って帰って練習しましょう!!

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雨があがりました。外へ出て、竹ぽっくりに乗ってみます。スタッフのみなさんの「気をつけて」という声もなんのその、子どもたちはすぐにコツを覚えて軽々と操ってます。

 雨が上がったので、裏山にあるツリーハウスまで行くことになりました。麓の道から歩いて10分ほどだそうです。

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麓から山頂に向かって入って行きます。昔このあたりは年貢から逃れる「隠し田」だったとのこと。地域の歴史も教えていただき、また周辺の動植物の解説を聞きながらどんどん登っていきます。

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そして待望のツリーハウスが!! 見えてきたところで歓声が上がります。

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雨が降った後だったため、掛けられたハシゴが濡れていて、ちょっと登りにくそう。でも一人ずつ登っていきました。上から得意げに手を振る子どもたち。それに嬉しそうに手を振って答える保護者のみなさん。

3種類の竹細工、裏山の散策とツリーハウス。
盛りだくさんのメニューで、笑顔と歓声が一杯でした。

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