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ウォーターステーション琵琶の会 環境啓発活動事業 /ウォーターステーション琵琶の会

事業の概要

大津市にあるウォーターステーション琵琶を活動拠点とし、琵琶湖・瀬田川の下流地域の住民や団体と連携しながら、環境や自然を守っています。この事業では、若い世代の親子を対象とし、さまざまな自然体験メニューを提供します。

ウォーターステーション琵琶の会活動写真

訪問 ウォーターステーション琵琶の会 

7月20日(土)、21日(日)二日間でウォーターステーション琵琶の会の皆さんが
団体を挙げ「水辺の匠」を開催されました。

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会場は、普段皆さんが活動拠点とされている、水のめぐみ館ウォーターステーション琵琶と隣接するアクア琵琶雨たいけん室です。
ウォーターステーション琵琶の会は、ウォーターステーション琵琶を利用する団体の方が集まって、2010年4月に設立されました。現在会員30名です。

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室内には1階と2階に団体ごとのブース、今年は移動博物館も参加、ステージ的な場所、外にもクラフト体験、食体験、アクア琵琶雨たいけん室での大雨体験、ひまわりの苗の植え付けなど。お天気もよくたくさんの家族連れでにぎわっていました。

ブースはそれぞれに体験(材料代実費)を実施し、
ステージではよし笛演奏・よし笛レッスン・たなかみイイトコ紹介*ホタルの紙芝居・詩などが同時進行しています。ハンガリーの夏休みのお話はアニコーさんが紹介します。

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循環型社会創造研究所「えこら」の藤田アニコーさんは、ペットボトルのキャップに土を入れてかいわれ大根を育てよう!という「エコベジづくり」。
ご自身の組織「えこら」だけで環境に配慮したクリスマスイベントを行っていましたが、それほど人が集まりませんでした。その後ウォーターステーション琵琶の会に参加して、ここを会場に同じイベントを行ってみると、たくさんの参加者があって驚いたそうです。
たくさんの団体が協力して行うことで大きな力が生まれているのですね。

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水ハンドクラフト研究会による「体験学習講座“回る浮沈子と渦巻きを作って遊ぼう」。

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尾崎さん指導の不思議な「つなぎめのない鎖づくり」。モノづくり体験コーナーです。

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モノづくり体験は他に水鳥の形の板に好きな色を塗る「木彫りのブローチ作り」も人気。
また、間伐材を使ったふくろう・コハクチョウ写真入りヨシ額・ヨシのブーブー笛・モビールを使った工作・楽しい折り紙・竹細工で竹の風鈴*ガリガリトンボ・木の実などを使って考える工作など盛りだくさんです。

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こちらは外に置いてある生き物タッチングコーナー。生きたナマズ、ザリガニ、クサガメに触れられます。

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琵琶湖の恵み味わい体験コーナーも大盛況でした。チケットを買ってからそれぞれのコーナーへ。
生きた鮎は食体験コーナーです。その場で鮎を手でつかまえ竹串に刺し、炭火で焼いて食べられます。

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ほかにも、地元の食材の炊き込みご飯・瀬田しじみ汁が用意されていました。

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2階ではヨシの新芽の緑がさわやかなヨシうどんが食べられました。
岩間の名水を楽しむコーナーでは地元のおいしい水も自由に飲むことができました。

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外では缶やペットボトルとそのふたなどを回収し環境活動に役立てる「えこら」コーナー。

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室内の奥に設置されたパネル展示コーナー。滋賀県内だけでなく下流域の団体も参加していて、瀬田川でつながりができているのがわかりました。

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ご近所から家族そろって遊びに来ていた小学生姉妹に何がおもしろかったか聞きました。
写真はお姉さん。「つなぎめのない鎖づくり」が一番だったそうです。妹さんは「木彫りのブローチをつくろう」がよかったのだとか。

ウォーターステーション琵琶の会の代表、吉岡さんによると、土曜日・日曜日の二日間で来場者は約2000人。
「今年はお隣の南郷水産センターのプールが営業していないので、来場者が減るのではないかと心配していましたが、大盛況となりました。
ウォーターステーション琵琶のフェースブックでも会場の様子が紹介されています。
6回継続していることで定着してきたことを実感しています。
それに加えて広報チラシをたくさん配布できたおかげかもしれません。」とのこと。

「水辺の匠」という夏冬のイベントだけでなく、ウォーターステーション琵琶の会主催の体験教室は、毎月第2日曜日に構成団体が交代で開催しています。このような体験教室を通して、科学や自然への知識や姿勢が子どもたちの中に少しずつ蓄積されていくのではないかと思いました。

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