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京都・滋賀でのコミュニティファームの設立 /美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会

事業の概要

滋賀県高島市朽木村平良集落で耕作を放棄された農地を利用し、サツマイモ栽培を市民農園で市民に学んでもらいます。サツマイモ栽培に適した土壌について、また獣害や害虫対策、サツマイモのつるの料理、収穫祭でサツマイモ料理を味わい、イモの保管法についても学びます。

美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像

2020年10月 25日、よく晴れた日曜日の朝に美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の皆さんを滋賀県高島市朽木比良に訪ねました。「京都・滋賀でのコミュニティファームの設立」事業の一環として、サツマイモ畑でサツマイモを栽培してきて、収穫の日を迎えたのです。
 
美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像 
 
この日は京都在住の家族連れが4組、20名が集まりました。美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の委員長は、ケイザー チャールズさん。愛称チャックさんの活動やイベント参加の呼びかけはFacebookに英語と日本語で書かれているので、参加者も海外から来られて現在は京都に住んでおられる家族がほとんどでした。説明も英語中心ですが、ボランティアスタッフのお2人が、主に私に通訳してくださいました。
 
美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像 
 
この立派なサツマイモ畑、実は5か月前に耕して芋の苗を植えたのですが、その前は耕作放棄されていたのだそうです。そうは見えないくらい、サツマイモのツルが伸びています。
この畑の持ち主である、地元の方が、自由に使ってよい、と許可してくださっているとのこと。
まずは、チャックさんがサツマイモの掘り方や、サツマイモ自体の説明をします。
畦ごとに違う5種類のサツマイモが植えられているので、掘った芋を混ぜないようにその場においておくこと、シートでカバーしてある畦を踏まないで畦以外を通ること、この畑は無農薬・有機肥料で栽培していることなど。
 
美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像 
 
チャックさんが「なんでネットを張っていると思う?」と子どもに質問してみると「イノシシが来るの?」「シカが食べるから?」との答え。正解は「サルが芋を大好きだから」でした。「掘ったら、すぐに箱に入れて、サルにとられないように気を付けてね」と笑いながらチャックさん。

美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像 
 
家族で思い思いの畦に陣取り、芋掘り開始です。子どもたちは、大きな芋が出てくるとうれしそう。  
「そろそろ休憩しましょう」とのチャックさんの呼びかけにも応じず、子どもも大人も夢中で掘り続けました。
 
美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像 
 
芋掘り中に、畑に来られなかった参加者の方へ向けてのオンライン中継が始まりました。
モデルとして、チャックさんの息子さんも参加。これはカメラに向けて説明をしているところです。「今日は6回目の作業の日。一本の芋のツルから9つの芋がとれました!」。芋掘りの手順と注意点を伝えてから芋掘りしている参加者にもカメラを向けて、参加者同士のやり取りもあり楽しい時間でした。

美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像 
 
お昼前には、畑もほとんど掘り返されました。 
 
美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像 
 
こんなにたくさんの芋が収穫されたのです。
 
美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像 
 
子どもたちは芋掘りだけでなく、自然に囲まれ虫やカエルをつかまえて観察するなど楽しく自然に親しむ時間になったようです。
 
美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像   
お昼ご飯はみなさん持参して、近くのキャンプ場で食べました。午後からは、私はお暇しましたが、外で算数をする子ども向けワークショップの予定とのことでした。
 
美土里ファーム・コミュニティファーム実行委員会の活動のようす画像 
 
畑の近くには、こんなに美しい川が流れています。

チャックさんは、もともと英会話スクールの先生。クラスの生徒の中のお一人が、この朽木比良の谷に移住されたことから、この土地と出会って魅力を知り、畑を借りて農業を始めたのだそうです。現在は小屋を借りて農具を置き、コンポストで残飯利用の堆肥づくりなどにも取り組みながら、農薬は控えめで有機肥料を使った農業を行っておられます。そして世界中から農業ボランティアを受け入れも行ってきたそうです。

今回の事業では、畑での作業を行いつつ参加者同士のコミュニケーションをとるはずだったのですが、新型コロナウイルス感染症の防止のためにほとんど集まることができませんでした。そこで途中からオンラインも併用して事業を進めているそうです。今後も農業イベントの参加者を募集されています。興味のある方は▼ホームページをご覧ください。

YouTubeでも、活動のようすを発信されているので、ぜひご覧ください。この芋掘り風景もアーカイブされています。
▼midorifarmチャンネル

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